みなさんは「アケビのツル(若芽)のお浸し」という料理をご存知でしょうか
知る人ぞ知る春の味覚珍味として隠れた人気となっています。
アケビはみなさんの身近なところにもきっとあります。
秋に実をつけるアケビです。
裏山にあったりします。
コツさえわかれば簡単に取れています。
そのアケビのツルの新芽をサッと湯通しして氷水にしめてだしつゆをかけて食べます。
これがメチャクチャおいしいのです。
高級料亭の味が自宅で楽しめるのでぜひやってみてください。
アケビは意外と身近にあります。
アケビ自体はちょっと田舎にいけば裏山みたいなところにあります。
アケビはツル状になって葉が三つなのでそれで見分けられます。
ちょうど4月中旬の今くらいに若芽を伸ばし始めます。新芽ですね。
その若芽をせっせと摘むのです。
葉は開いてしまった芽は苦いので葉が開ききらないものだけ選んで摘んでいきます。
手に持てなくなるほどとれたらその束の輪ゴムで縛ります。
根元を縛るのですがそれを繰り返します。
いくつかとれたら家へ持って帰って湯がきます。
アケビのツル(若芽)の湯がき方
輪ゴムで縛って束になったアケビのツルをそのまま沸騰したお湯に潜らせます。
ちょっと塩を入れると緑が鮮やかになって甘味もでます。
1分ほどサッと湯がいたらザルにあけて、束になったアケビのツル(若芽)を氷水でしめます。
しっかり冷えたら適当な幅で短冊に切ります。
アケビのツル(若芽)の味付け
輪ゴムで縛った部分をまず切り落とします。
適当な長さに切ったら器に入れてその上に卵黄をのせます。
うずらの卵でもいいです。
その上から市販のだしつゆをかければ出来上がり。
リッキーは面倒くさいので濃縮タイプのだしつゆをそのままかけます。
ただ、それだとしょっぱいのでお好みで水で伸ばしたほうがよいかもしれません。
また花カツオをかけてもおいしいと思います。
毎年この時期の楽しみ
なぜか毎年このアケビのツル(若芽)のお浸しを食べる機会があります。
今年も食べれたなあと元気でいられることに感謝しながら食べます。
ちょっとした苦味がとてもおいしいです。
大きくなるとスジっぽくなるので葉の閉じた若布だけ選びましょう。
最後に
なかなかオツなものです。
この時期はいろんな山菜が出てきますがちょっと後の方にこのアケビのツル(若芽)が出てきます。
タイミングが難しいですね。
地方に住んでいる人ぜひ探してみてください。
そしてお浸しにして食べてみてください。
ハマっちゃうと思います!
今回は知る人ぞ知る春の珍味の紹介でした。
最後までご精読ありがとうございます。
<終わり>
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