しばらく放置していた日本春蘭銘品の【女雛】に花芽がつきました。
女雛といえばかつては日本春蘭銘品の最高峰で誰もがその花姿のよさを認めるほどの素晴らしい花でした。
その花がいよいよ咲いてくれるのです。
これを喜ばずにいられるでしょうか!
まさに奇跡でしょう。
ベランダ栽培の様子
我が家に来てから7、8年立っているでしょうか。
確か世界ラン展の直売所で買ったように記憶します。
途中放置し過ぎて絶えそうになったことあります。
今もカイガラムシの大量発生の被害により痛々しい姿をしています。
それでも今年はじめて花芽をつけてくれました。
なんとかキレイな花を咲かせてほしいと切に願っているところです。
女雛との出会いとあこがれ
私が春蘭の世界を知ったのは1990年代です。
その頃学生だった私は蘭商やっていた叔父の故桑原忠宏のもとで展示会や植替えの手伝いのアルバイトをやっていました。
その時に一番人気だったのが女雛でした。
そのころはバブルが崩壊した後だったので女雛の値段も随分落ち着いていたということでした。
バブル当時の女雛の値段はすごかったそうです。
女雛の武勇伝はいくつか聞かされたものです。
学生ながらそんな話を聞くだけで楽しかったですね。
とにかく女雛があこがれの存在でした。
女雛の変わらない愛らしさ
おそらく今の時代、春蘭ブームでもないので大した値段はつかないのかもしれません。
あれから株も随分増えたのでしょう。
希少価値も下がっているかもしれません。
誰も見向きもしなくなったのかも。
しかし、その花の愛らしさは変わることがないわけです。
しかも毎年同じようにその花を見せてくれる。
それが非常に魅力的なんですね。
いつまでも変わらぬ愛らしさを維持していてくれる限り私はしっかりそれを追っかけていきたいと思います。
最後に
まさかの女雛の花芽に少し興奮してしまいました。
ベランダ栽培の春蘭をあらためてチャンとしてあげないといけないと反省しています。
鼻が咲く3月ごろまでこの花芽は私たちを楽しませてくれるでしょう。
楽しみでワクワクしています。
花がついたらまた報告させていただきますね。
<終わり>
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